現在放映中のドラマの原作です。
随分前に書店で見かけて、ずっと気になっていたのですが
そのままにしてしまっていました。
子供がドラマを観ているのを横目で見て、
やはり気になる!と思って、ようやく読みました!
主人公は4人の女性。
それぞれが自分の家庭や環境、状況に応じて
節約をめざす物語です。
4人というのは
祖母、母、長所、次女
です。
それぞれが節約の目的を考え、
その目的のためにどのように節約をするか(お金を得るかも含めて)が、
描かれています。
ところどころにお金や節約に関するワードが出てきて、
勉強にもなります!
主人公は皆世代が違いますが、いずれ誰もが迎える世代です。
一番印象的で、一番深く考えさせられるのは、
人は三千円の使い方で人生が決まるよ、と祖母は言った。
『三千円の使いかた』より引用
え? 三千円? 何言っているの?
中学生だった御厨美帆は、読んでいた本から顔を上げた。
「人生が決まるってどういう意味?」
「言葉どおりの意味だよ。三千円くらいの少額のお金で買うもの、
選ぶもの、三千円ですることが結局、人生を形作っていく、ということ」
です。
使い方にいろいろな価値観が出るであろう、ちょうどよい金額。
薄給だった私でも、全部自分でお給料を使える独身の頃であれば、
そこまで気にしない金額。
でも、家庭があり、子供もいれば、使い道に考える金額。
と、私は思います。
就活を終えてこれから社会人になる大学4年生の方には、
仕事でいただいたお給料をどのように使ったらよいのか?
と、今からしっかりと考えられるようになると思うのでお勧めの本です!
私個人としては、このように複数人の登場人物が、
現実の世界でそれぞれの立場、思いを持って
様々な生き方や選択をしていく姿が描かれている
ストーリーがとても好きです。
じっくりと観てはいませんが、ドラマもお勧めです!
祖母役の中尾ミエさん、黒船スーコ(節約アドバイザー)役のアンミカさんが、
適役すぎてとてもよいです!
中尾ミエさんが昨秋書かれた
「76歳。今日も良日 年をとるほど楽しくなる70代の心得帖」
の書籍も、実は気になっています。
中尾ミエさんというと、
子供がEテレをかじりついて観ていた頃、
「エラトステネスの篩」という素数の歌を
歌われていたのが印象に残っています♪
今回は余談も多く書いてしまい、長文となってしまいました…。
お読みいただいてありがとうございました!
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